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胸突飯店 茶コップ

¥1,660 税込

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富士山四天年の歴史の中
不死ノ山、最古の老舗飯店
その名は、胸突飯店
苦節十四年 
雲の上のあの不死ノ山より
もって下ってこれた。この逸品。
人々が口を揃え
行ったきりと言われる 
聞いた誰しもが想像しやすい、険しい山…
そこからの命辛辛の買い付けで
割れたりかけたりで残ったのは
ここに用意出来たこれだけ…

途中
インディーと呼ばれていた
色男に摩訶不思議な洞窟で出会った
『コイツを返さなければ、祟りが起こるという』
いかにも思いつきで突拍子も無い戯い事に
丸め込まれ、盗まれそうになったり…

何故か宝石だらけで洞窟をぬけ
岩山のちょいと高いとこで
コイツで水をがぶ飲みしてるところ
マントヒヒかあれは? 兎に角、老いた
杖もったサル系のジジイに出会った
『産まれたてだ…』  と
『ワシの腕じゃああげられるもんか!!』
ってキレ気味で、産まれたてを俺に投げつけ
『この産まれたてを太陽目がけて
高い高いしろー!!』ってお願いされた

その時あんなにも一度に沢山の種類の
沢山の動物をまとめて見たのは
我が人生あれが最初で最後だろう。

大分人里に、近くなってきた頃
そこは店外にも机と椅子のある飯屋だった
丁度客もいっぱいいた、
だから仕方なく同席した

その相手がさ…

浅い帽子すぎて
髪の毛はみ出しまくったジジイなんだ
いきなり俺のコイツに酒を注がれ 
それから…
ずっと酔わされ
クンフーという物事に突き合わされ
四年半をそこで過ごしてしまった…
夜な夜な千鳥足で逃げてきた。

何日か歩いて体からやっと酒が抜けた
あれは、何度目の冬だったかな〜
雪の積もった冬だった
コイツにコーヒー注いで休んでいたら
ガクッていう若いニーちゃんに出会った
いきなり、捨てちゃいけないものはな〜んだ?
の教育番組みたいなクイズコーナーに
半ば強制参加させられた…
ゴミ!!って言ったらブッブーって言われた
正解は俺だと言われた…

俺…?ゴミ…?俺は…

俺はゴミではないっっっっっ!!って
さけんで
雪山でコイツのカドで
若いもんをぶん殴ってやった…
救助はされたが遭難したらしい
今思ふとさ
まだ酒が残ってたのかもしれない…
まだ沢山あるが…

不死ノ山では沢山の出来事があった
色んな言葉の色んな育ち方をした人達と、出会い
色々な、感じ方を覚えた 単純に一つの山なのに
その数以上に色々な者事に出会い
色々教わった

そんな時 コイツがいつも側にいた
不思議なんだ…
コイツに注がれた一杯から
出会いが近くなり何かが弾み
新しい何かが
始まるんだいつも

どんな一杯があなたを待ってるか
この先の長いお供に

胸突飯店碗
お一ついかがですか?


カラーは2種類
赤、黒
カップ内側カラーは共
に赤です

写真は表、表、裏でーす

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